ABAいしかわトピックス

2018年8月1日

ニュース 8月号



★先進安全自動車対応優良車体整備事業場の認定(広報委員会)
6月25日付、能美・小松支部の「(有)オートモービレッジ」様が認定番号118号で日本自動車車体整備協同組合連合会会長から県内第3番目の認定工場として認められました。
会員様で取得希望の工場がありましたら、事務局へ申出願います。なお、認定基準、申請書類については、日車協連ホームページに掲載されておりますのでご覧下さい。




★高度化自動車車体整備士技能講習会を開催しました(教育委員会)
7月14日(土)13時からポリテクセンター石川(金沢市観音堂町)において、気温が高い中、標記講習会が日車協連の小倉会長を迎えて開催され、52名が受講しました。
まず、小倉会長から現在日車協連が取り組んでいる「優良な車体整備工場の見える化」の内容や目的についての講義がありました。
次に石川車協の車理事長から「溶接作業に関する安全衛生関係についての講義」があり、その後、松島インストラクターから「各種の溶接方・車体用金属材料・抵抗スポット等」の座学を日車協テキストの他、事前に準備した資料やパワーポイントの画面を使って受講生がわかりやすいよう説明しました。溶接の実技講習は、協力して頂いた(株)エムエスジャパーンサービス講師の正岡氏、田川氏、小野氏の3名と車体協の大畑・福久実技講師が受講生を2班に別け、スポット溶接機とミグ、マグ溶接並びにアルミ溶接の実務体験を行いました。
約5時間の講習が終了し、小倉会長から受講者代表の竹田 進副理事長へ修了証が交付され終了しました。日車協連が認定した工場の車体整備士は、今後も必ず高度化車体整備技能講習会を受講しなければ認定取り消しとなりますのでご注意願います。


★高温多湿環境での注意点(アローニュース7月号より)
1.塗膜中の水分は白化現象(ブラッシング)の原因
高温多湿時や雨が降った次の日等にベースコートを塗装すると、空気中の水分が塗膜に付着することで白くボケる白化現象(ブラッシング)が起こりやすくなります。
ブラッシングを防ぐためには塗膜中に水分が残らないように、湿度の高い日には乾燥機やエアーブローを活用しましょう。希釈には乾燥の遅いシンナーを使用することもお勧めです。

2.エアー配管やコンプレッサーには要注意
目で見て確認できないエアー配管には、高温多湿の夏場、特に雨の日等には水分が溜りやすくなります。コンプレッサーの水抜きは、必ず終業後毎日行って下さい。

3.汗や油分はトラブルの元
この時期の塗装ブース内は、作業者の発汗量が増えます。汗をかいた手で何気なくパーツを触ってしまい、ブリスターが出てしまった経験はありませんか、汗や油分はトラブルの元になるので、パネルに付着しないよう注意しましょう。もし手が触れた場合には、キッチリと脱脂・清掃を行い、次の行程に移る必要があります。作業時は必ず手袋を装着してトラブルを未然に回避しましょう。

4.体調管理に気をつけましょう
脱水症状を引き起こし易くなるので我慢ぜずにきちんと水分補給と休息をとり常にベストコンディションを保ちましょう。


★8月13日(月)~15日(水)を車体協事務局の夏期休暇とさせて頂きます。