ABAいしかわトピックス

2022年6月1日

ニュース 6月号

★不正改造車排除運動が実施されます(広報委員会)
国交省では、6月1日から6月30日までの1ヶ月間を「不正改造車排除強化月間」として各県警本部、自動車関係団体等の協力を得て、全国的に本運動を展開します。
石川運輸支局からは、自社所有の車両や従業員の車両の自主点検の実施、適正な整備・改造の推進並びに不正改造車や迷惑黒煙に関する情報提供等(運輸支局へ通報)についての協力依頼がありましたのでよろしくお願いします。 (石川運輸支局整備部門:076-208-6000)


★梅雨・夏場に多いトラブルとその対策(アロークラブ5月号)
高温多湿環境下でのトラブルの影が潜んでいます。年々気温は上昇しており体調管理も必要不可欠です。起こり得るトラブルを把握して対策を立てていきましょう!
よくあるトラブル 
1.ブラッシング(白化現象)
2.ブリスター(対象多数のふくれ)
3.ピンホール針ピンで突いたような小さな穴)
4.高温・多湿による体調不良対策
(1)下処理はきっちりと! 湿度が高くなると被塗膜面に付いた水分や油分が原因で「クレタリング」「ツヤ引け」「ブリスター」が発生しやすくなります。この時期は通常以上に下処理(脱脂処理)をきっちりと行うよう心掛けましょう。
(2)汗や汚れた手に注意! 汗や汚れた手でパーツを触るとブリスターの原因になります。作業する時は、保護手袋をし、脱脂をしっかり行いましょう。
(3)エアー配管やコンプレッサーには要注意! 目視で確認できないエアー配管は、高温多湿の夏場や特に雨の日等は水分が溜まりやすくなります。コンプレッサーの水抜きは、必ず終業後毎日行って下さい。
(4)硬化剤・シンナーの番手と乾燥に注意しよう! この時期に気温に合っていない乾燥が速い硬化剤やシンナーを使用すると、ブラッシングが発生しやすくなります。硬化剤、シンナーは気温に合った番手を使用しましょう。また、サフェーサーを水研ぎした後はしっかりと乾燥させましょう。クリヤー塗装中にブラッシングが発生した場合は、乾燥機等で軽く加熱すると白ボケが消えていきます。
(5)ピンボールに要注意! 塗膜面に針ピンで突いたような小さい穴が出来る現象がピンホールです。急激な加熱や温度上昇により塗膜内でシンナーの飛びハネが発生し、乾燥寸前の塗膜表面を突き破った痕跡が原因になります。シンナーは温度によって選定し、塗装で次工程に進む時は、セッティングタイムを十分にとりましょう。夏場の炎天下に放置していたボデーを塗装する時や逆に塗装直後に炎天下へ出した時にも発生しやすいので注意が必要です。
(6)体調管理はしっかり! 作業場は蒸し暑いため、水分不足や体力消耗に注意が必要です。こまめに休み、水分補給をしましょう。


★令和4年度第1回理事会の開催(事務局)
5月11日(水)18時から自動車会館2階会議室で標記理事会が開催されました。11名理事の出席、6名委任状提出、3名の欠席により開催されました。
議事議案1では、第41回通常総会の開催日程と新型コロナ感染に伴う開催方法が審議されました。連休明けからコロナ感染者数が再度増加してきたことから、通常の実施方法は時期早々であるとの意見により、理事のみの参加とし人数を抑えて開催にすることになりました。その後、令和3年度事業報告、決算、剰余金報告と令和4年度事業計画、収支予算案が検討され承認されました。また、議案2では会員から推薦された4年度理事長表彰対象者の承認について検討され、2名の方が承認されました。議案3その他は、事務局からの連絡事項が伝達され、20時に終了しました。