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第29回通常総会を開催致しました。
厳正なる審議を経て、22年度の事業計画、予算の決定をいたしました。
また、石川運輸支局の酒井首席陸運技術専門官、自動車整備振興会の飯田常務理事をはじめ、多くの賛助会員様のご臨席のもと、永年勤続功労者表彰状の伝達、贈呈を併せて行い永年のご苦労をねぎらいました。
厳しい経済状況下ですが、実りある1年となりますよう頑張りましょう。
日車協連会長表彰受賞者
平野 明、中井美孝、野﨑 学、竹田 進
石車協理事長表彰受賞者
山廣 茂、宮下利樹、嶋中 功、向 庄次郎、中井勝裕、日下部 寛、篠川孝久、中川年幸、
田中秀夫、中川隆神、竹中利治、木村 勝、中谷 猛、中山百子
あけましておめでとうございます。
平成22年の年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年中は、当組合の事業活動につきまして組合員の皆様、賛助会員の皆様に格別のご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、わが国の経済は、長引く世界同時不況の影響を受け、回復の兆しは見えず大変厳しい状況が続いています。こうした状況は政治への不満となり、自民党政権から民主党政権への転換をもたらしました。新政府への期待は大きいものの、経済の冷え込みから歳入は落ち込み、大きなな景気刺激策が打てず、低迷する米国を大きな市場とするわが国にあっては、中小企業が潤うまでには永い時間を要するとみられています。
当業界も、急激ではないが、業務量の減少が続き、事業経営が厳しさを増す中、急速に進歩する自動車の電子化、素材の修復困難化、水性塗料化への対応など多くの課題を抱え、新年を迎えています。当組合といたしましては、車体整備技術の研究、新技術に対応できる知識習得研修会、厳しい時代に対応する経営者セミナー等を積極的に行うとともに、ユーザーからの、自動車に関するあらゆる相談、要望に的確に応えられるフロントマン養成に取り組んでまいります。
また、リサイクル法・道路運送車両法の遵守、産業廃棄物の適正処理等企業コンプライアンス、リサイクル部品の活用、環境に配慮した事業経営等、社会から求められている使命を果たし、より信頼される業界を目指して取り組んでまいりますほか、青年部会活動を積極的に支援し、優れた熟練技術を守りながらも効率的で近代的視野に立つ経営者の育成も図ってまいります。
役員一同、これらの課題に全力を挙げて取り組んでまいりますので、会員各位のなお一層の結束、ご協力を賜りますよう心からお願いいたしますとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
石川県自動車車体整備協同組合 理事長 竹 本 行 雄